窒素安全タイヤ充填機 N2 CHARGER
バーストの危険万一の火災事故防止は、窒素ガスが不燃性の不活性ガスだからです。
そのうえ空気と比ベタイヤヘの浸透率が低く、タイヤの最適内圧を長時間保ちますので、安定した走行性能も長時間維持します。このため燃費の向上にも役立っています。
この高い安全性から航空機・レーシングカーが先鞭をつけ、現在では建設機械・モノレールなどの新交通タイヤ電車等にも使用されております。
- 設置場所に応じて「固定式E型」と「移動式D型」とがあります。また設置場所とタイヤ充填場所との異なる条件があり、移動ホースは最低10M(φ6.5mm)としております。
- 車種によるタイヤ充填圧力の相違は、ボンベにセットされた「圧力調整器」のハンドル操作で設定します。設定圧力は、2次側圧力計に表示され目視で確認できます。
- タイヤ充填作業は、ホースを伸ばして行いますが、格納にはD型の自動ホースリールタイプが便利です。
- 各機器の接続は、すべてアポ□ワンタッチ継手での着脱ができ、操作が簡単です。
- タイヤヘは、窒素専用のエアチャックタイヤゲージ「ゲージボタル」で充填できます。
タイヤヘの窒素ガス充填方法
- 1.車両をジャッキアップします。
- 2.タイヤのエアを抜きます。
- 3.最初は窒素ガスを0.1MPa充填します。
- 4.その窒素ガスをいちど抜きます。
- 5.規定圧力まで窒素ガスを充填します。
- 6.最後にガス漏れを確認して終了します。
機器構成
- (1)窒素圧力調整器
- (2)ハンドカー(ボンベ台車、固定バンド付)
- (3)連結ホースユニット(アポ□コック付)
- (4)自動巻ホースリール(ホースφ6.5mm×10M アポ□コック付)
- (5)窒素専用エアチャックタイヤゲージ(ゲージボタル)
- (6)容器開閉八ンドル
仕様
- 窒素ボンベ
- 窒素素ガス15MPa内容積7m3
- 窒素用圧力調整器
- 1次側圧力計25MPa
2次側圧力計2.5MPa - タイヤゲージ充填圧力
- 0.25~0.6MPa(0.5~1.2MPaも用意)
- ホースリール(自動巻式)
- φ6.5mm×10Mホース(標準)
アポ□コック接続方式